スカイナーAL錠は、医療用医薬品のアゼプチン錠(一般名:アゼラスチン塩酸塩)と同じ成分を含む、抗アレルギー一般用医薬品です。2006年にスイッチOTC化された当初は第1類医薬品でしたが、2011年1月7日より第2類医薬品に変更されています。
以前はハイガードという名前で販売されていましたが、アゼラスチン塩酸塩のリスク区分が第1類から第2類に変更されたことに伴い、第2類医薬品のスカイナーAL錠として2011年1月11日にエーザイより販売開始となりました。
アゼプチン錠は医師の処方せんが必要ですが、市販薬のスカイナーAL錠であれば、処方せん無しでも薬局やドラッグストアで購入可能です。
スカイナーAL錠の特徴
[deco_bg image=”paper1″ width=”450″](エーザイホームページより)
- 症状の出始めに、つらくなる前に飲んで効く!
- 「ロイコトリエン」と「ヒスタミン」の2つ原因をガード! 鼻のつらい症状を緩和します。
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要はヒスタミン受容体H1拮抗作用とケミカルメディエータ遊離抑制作用の両方を持つということです。一般的なアレグラFXやアレジオン10などと同じく第2世代のヒスタミン受容体拮抗薬に分類され、作用機序は同じです。
アゼラスチン塩酸塩は薬物相互作用が少ないのも特徴です。
同じ成分を含有する医療用医薬品名
アゼプチン錠
成分と含有量
医療用のアゼプチン錠0.5mgと同じく、スカイナーAL錠には1錠中にアゼラスチン塩酸塩が0.5mg含まれています。医療用も市販薬も効果は同じです。
(医療用)アゼプチン錠0.5mg 1錠 = スカイナーAL錠 1錠
(医療用)アゼプチン錠1mg 1錠 = スカイナーAL錠 2錠
医療用と市販薬の違い
医療用のアゼプチン錠の場合、アレルギー性鼻炎には通常1回1mgを1日2回服用します。
医療用にはアゼプチン錠1mgがありますが、市販薬のスカイナーAL錠は1錠中にアゼラスチン塩酸塩が0.5mgしか入っていません。そのため、1回に2錠服用します。
用法・用量
成人(15歳以上):1回2錠を1日2回(朝食後及び就寝前)に水又はお湯で服用してください。
リスク分類
第2類医薬品
薬効分類
その他のアレルギー用薬
以下の症状にお使いいただけます
● 花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:鼻づまり、鼻みず、くしゃみ
● じんましん、湿疹・かぶれによる次の症状の緩和:皮ふのはれ、かゆみ
花粉症だけでなく、皮膚のかゆみにも使用できます。
服用上の注意点
眠気が出ることがあります。
価格・値段
メーカー希望小売価格 24錠:1103円 / 48錠:2048円(税込)