病院に行かなくても薬局で買える、医療用と同じ成分の市販薬を調剤薬局の管理薬剤師が解説します。

パブロン点鼻クイック(医療用のザジテン点鼻液に血管収縮作用成分を配合した市販薬)

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パブロン点鼻クイックは、医療用医薬品のザジテン点鼻液0.05%(一般名:ケトチフェンフマル酸塩)に血管収縮作用のあるナファゾリン塩酸塩を配合した一般用医薬品(鼻炎用点鼻薬)です。販売は大正製薬。2012年11月9日に発売されました。

市販薬のパブロン点鼻クイックは医療用成分を配合していながら、処方せんが無くても薬局やドラッグストアで購入可能です。

医療用ザジテン点鼻液とパブロン点鼻クイックの違い

パブロン点鼻クイックは医療用ザジテン点鼻液と同じ成分のケトチフェンフマル酸塩に、血管収縮成分のナファゾリン塩酸塩を加えた医薬品です。

医療用医薬品でこの2つの成分が一緒に入っているものはありません。

ザジテン点鼻液0.05%(医療用医薬品)

1容器(8mL)中ケトチフェンフマル酸塩(日局)6.048mg(ケトチフェンとして4.398mg)=100mL中ケトチフェンフマル酸塩75.6mg

パブロン点鼻クイック(一般用医薬品)

100mL中、ケトチフェンフマル酸塩75.6mg、ナファゾリン塩酸塩25mg

 

ナファゾリン塩酸塩は鼻づまりに対して即効性がありますが、連用・頻回使用により鼻閉が悪化する可能性が知られています。

とにかく早く鼻づまりを解消させたい場合には、2週間以内の使用に限ってこのパブロン点鼻クイックを使用するのが良いでしょう。

それほど鼻づまりがひどくない場合は血管収縮成分が入っていない商品をおすすめします。

血管収縮成分が入っていないものは⇒ザジテンAL鼻炎スプレー(医療用ザジテン点鼻液と同じ成分の市販薬)をご覧ください。

 

パブロン点鼻クイックの特徴

[deco_bg image=”paper1″ width=”450″](大正製薬ホームページより)

  • パブロン点鼻クイックは、抗アレルギー薬ケトチフェンフマル酸塩と、血管収縮薬ナファゾリン塩酸塩を配合した点鼻薬です。
  • ケトチフェンフマル酸塩の3つの作用(抗アレルギー作用、抗ヒスタミン作用、抗炎症作用)で、花粉やハウスダストなどによるくしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどのアレルギー症状に優れた効果を発揮します。
  • ナファゾリン塩酸塩による血管収縮作用により、鼻アレルギーによる鼻づまりを素早く改善します。

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ケトチフェンフマル酸塩の作用機序:抗アレルギー作用
ナファゾリン塩酸塩の作用機序:血管収縮作用(鼻閉改善効果)

同じ成分を含有する医療用医薬品名

ケトチフェンフマル酸塩⇒ザジテン点鼻液0.05%

ナファゾリン塩酸塩⇒なし(医療用のプリビナ液0.05%はナファゾリン硝酸塩含有)

リスク分類

第1類医薬品

薬効分類

鼻炎用点鼻薬

以下の症状にお使いいただけます

花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:鼻づまり、鼻みず(鼻汁過多)、くしゃみ

用法・用量

1回に1度ずつ、1日4回(朝・昼・夕方及び就寝前)両鼻腔内に噴霧してください。(1噴霧でケトチフェンとして0.05mg)

3日間位使用しても症状の改善がみられない場合には、使用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください。また、連続して2週間を超えて使用せず、再び使用する場合は2週間以上あけてください。

使用上の注意点(詳細は添付文書で必ず確認してください)

(1)定められた用法・用量(必ず1日4回)を厳守してください。
(2)過度に使用すると、かえって鼻づまりを起こすことがあります。
(3)小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。
(4)点鼻用にのみ使用してください。
(5)目や口に入らないように注意してください。

万一、目や口に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗い流してください。
なお、症状が重い場合には、医師の診療を受けてください

価格・値段

メーカー希望小売価格 15mL:1449円

パブロン点鼻クイックは通販で購入できます

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一般用医薬品購入時の注意点

このサイトでは病院でもらう薬と同じ成分の薬を処方せん無しで購入できるかどうかを紹介していますが、その薬を推奨している訳ではありません。

体質や服用中の薬によっては使用できないものもあります。

一般用医薬品を購入する際には医師・薬剤師・登録販売者に相談をしてください。

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この記事を書いた人

pharma_di(ファマディー)
大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師。
保険調剤だけでなく市販薬の販売も行っています。

国は医療費削減のため、これからセルフメディケーションを推奨してくるはず。これから自己負担の割合も3割から上がるかもしれません。

この記事を読んでくれた皆様が上手なセルフメディケーションができるよう、薬剤師という立場から市販薬を選ぶポイントを解説しています。

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