今までに医療用医薬品から一般用医薬品にスイッチされた解熱鎮痛薬(頭痛・生理痛薬)の成分を一覧にまとめてみました。
スイッチOTC化された解熱鎮痛成分はロキソプロフェンナトリウム、イブプロフェン、アルミノプロフェンの3種類です。
イブプロフェン
1985年にスイッチOTC化。イブプロフェン医療用医薬品はブルフェン錠。
ロキソプロフェンナトリウム水和物(商品名:ロキソニンS)がスイッチ化されるまでは頭痛・生理痛用薬の売り上げはイブプロフェン含有製品で上位を独占していました。
イブプロフェンの詳細⇒イブプロフェン含有の頭痛薬・生理痛薬(医療用のブルフェン錠と同じ成分の鎮痛薬)
イブプロフェン含有商品例
その他のイブプロフェン含有の頭痛薬⇒イブプロフェン含有の頭痛薬・生理痛薬(医療用のブルフェン錠と同じ成分の鎮痛薬)
ロキソプロフェンナトリウム水和物
2010年にスイッチOTC化。医療用医薬品はロキソニン錠60mg。ロキソニンSの発売により、解熱鎮痛薬部門の売り上げシェアは大きく変動しました。
ロキソプロフェン含有製品
ロキソニンSの特徴⇒ロキソニンS(医療用ロキソニン錠60mgと同じ成分の市販薬)
アルミノプロフェン
2012年にスイッチOTC化されています。佐藤製薬からミナルフェンSまたはルミフェンという商品名で発売が予定されています。
医療用医薬品でアルミノプロフェンが含まれているものは2013年現在ありません。ミナルフェン錠100mgと同200mgという医薬品が以前ありましたが、平成20年11月末に販売中止となりました。
アルミノプロフェン含有製品
未発売
その他
アスピリンやアセトアミノフェン、エテンザミドなども医療用医薬品にも含有されています。