病院に行かなくても薬局で買える、医療用と同じ成分の市販薬を調剤薬局の管理薬剤師が解説します。

ムコソルバン(アンブロキソール)と同じ成分の市販薬は薬局で買える?

ムコソルバン(アンブロキソール)と同じ成分の市販薬は薬局で買える?
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単が絡むのですが咳は出ません。、以前病院で『ムコソルバン錠』をもらいました。あれって痰を切る薬ですよね?ムコソルバン錠と同じ成分の薬は処方せんが無くても薬局で買えますか?

ムコソルバン錠ですね。

では今回は、ムコソルバン錠』と同じ成分(アンブロキソール塩酸塩)の市販薬について解説していきたいと思います。

この記事書いた人
phama_di(ファマディー)

<プロフィール>

  • 大手調剤薬局の管理薬剤師
  • 管理薬剤師歴は10年以上
  • 一般用医薬品も幅広く販売

スイッチOTC成分を正しく使って上手にセルフメディケーションをするお手伝いをしていきます。

医療用のムコソルバン』の有効成分であるアンブロキソール塩酸塩はスイッチOTC化されています。
処方せんが無くても薬局やドラッグストア、インターネットでの購入が可能です。

医療用(先発品)

  • ムコソルバン錠15mg
  • ムコソルバンL錠45mg
  • 小児用ムコソルバンシロップ0.3%
  • 小児用ムコソルバンDS1.5%
  • ムコソルバンDS3%
  • ムコソルバン内用液0.75%

医療用(後発品)

  • アンブロキソール塩酸塩錠15mg
  • アンブロキソール塩酸塩徐放OD錠45mg
  • アンブロキソール塩酸塩シロップ小児用0.3%
  • アンブロキソール塩酸塩DS小児用1.5%
  • アンブロキソール塩酸塩DS3%

結論
アンブロキソール塩酸塩単剤の一般用医薬品はありませんでした。
風邪薬の成分のうちの一つという位置づけの様です。

去痰作用のみを求める方はこちらをご覧ください。

目次

アンブロキソール塩酸塩ってどんな薬?

アンブロキソール塩酸塩は去痰成分の一つで、肺胞Ⅱ型細胞からの肺サーファクタント(たんと気道粘膜の潤滑油の役目を担う)の産生を促し、喀痰と気道粘液との粘着性を低下させます。この作用により、たんを出しやすくします。

アンブロキソール塩酸塩含有の市販薬は処方せんなしで購入可能

医療用のムコソルバンと同じ成分であるアンブロキソール塩酸塩の市販薬はたくさんありますが、全て配合剤です。

アンブロキソール塩酸塩単剤の商品は残念ながら販売されていません。

アンブロキソール塩酸塩含有製品は全13種類。一挙に紹介していきます。

エスタックイブファイン
エスタックイブファイン顆粒
エスタックイブファインEX
エスタックEXネオ
コルゲンコーワIB透明カプセルα
コルゲンコーワIB透明カプセルαプラス
コルゲンコーワIB錠TXα
ストナジェルサイナスEX
パブロンエースPro微粒
パブロンエースPro錠
パブロンメディカルT
パブロンSゴールドW微粒
パブロンSゴールドW錠
持続性パブロン錠

エスタックイブファイン

成分 9錠(1日量)中分量
イブプロフェン450mg
アンブロキソール塩酸塩45mg
ジヒドロコデインリン酸塩24mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg
ヨウ化イソプロパミド6mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩7.5mg
無水カフェイン75mg
アスコルビン酸(ビタミンC)300mg
チアミン硝化物(ビタミンB1硝酸塩)24mg
  • イブプロフェン:解熱鎮痛薬
  • アンブロキソール塩酸塩:去痰薬
  • ジヒドロコデイン塩酸塩:咳止め
  • dl-メチルエフェドリン塩酸塩:気管支拡張薬
  • ヨウ化イソプロパミド:抗コリン作用で鼻水を止める
  • クロルフェニラミンマレイン酸塩:抗ヒスタミン作用で鼻水・くしゃみを止める
  • 無水カフェイン:頭痛を和らげる(鎮痛補助成分)
  • アスコルビン酸(ビタミンC):風邪予防効果を期待
  • チアミン硝化物(ビタミンB1硝酸塩):消耗しがちなビタミンを補給

去痰薬ではなく、総合風邪薬です。解熱鎮痛薬から咳止め、去痰、鼻水など風邪症状全てに効きそうです。

成分が多ければ良いというものではありません。あなたの症状に必要な薬を最小限服用することが大切です。

エスタックイブファイン顆粒

成分 1包(1.3g)中分量
イブプロフェン150mg
アンブロキソール塩酸塩15mg
ジヒドロコデインリン酸塩8mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩20mg
ヨウ化イソプロパミド2mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩2.5mg
無水カフェイン25mg
アスコルビン酸(ビタミンC)100mg
チアミン硝化物(ビタミンB1硝酸塩)8mg

エスタックイブの顆粒タイプです。錠剤タイプと比べても1日の成分量は同じですから、どちらでも効果は同じです。

次の1回量を1日3回、食後なるべく30分以内に水又はぬるま湯で服用してください。

[年齢:1回量]
成人(15才以上):1包
15才未満:服用しないこと

エスタックイブファインEX

成分 6錠(1日量)中分量
イブプロフェン450mg
ヨウ化イソプロパミド6mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩7.5mg
アンブロキソール塩酸塩45mg
ジヒドロコデインリン酸塩24mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg
無水カフェイン75mg
酸化マグネシウム300mg

エスタックイブファインとエスタックイブファインEXの違いは、アスコルビン酸(ビタミンC)とチアミン硝化物(ビタミンB1硝酸塩)が抜けて、酸化マグネシウムが加わった点です。

酸化マグネシウムを加えた目的はイブプロフェンの吸収を速め、胃粘膜も保護するとのことですが、必須成分では無いような気がします。

エスタックEXネオ

成分 6錠(1日量)中分量
イブプロフェン600mg
ヨウ化イソプロパミド6mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩7.5mg
アンブロキソール塩酸塩45mg
ジヒドロコデインリン酸塩24mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg
無水カフェイン75mg
酸化マグネシウム300mg

エスタックEXネオとエスタックイブファインEXの違いはイブプロフェンの量。

イブプロフェンの1日量が600mgになりました。これは医療用と同量。

発熱やのどの痛みが強い方には良いと思われます。

コルゲンコーワIB透明カプセルα

生産終了品
成分 6カプセル中分量
イブプロフェン450mg
アンブロキソール塩酸塩45mg
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩3.5mg
ジヒドロコデインリン酸塩24mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg
無水カフェイン40mg
  • イブプロフェン:解熱鎮痛薬
  • アンブロキソール塩酸塩:去痰薬
  • d-クロルフェニラミンマレイン酸塩:抗ヒスタミン作用で鼻水・くしゃみを止める
  • ジヒドロコデイン塩酸塩:咳止め
  • dl-メチルエフェドリン塩酸塩:気管支拡張薬
  • 無水カフェイン:頭痛を和らげる(鎮痛補助成分)

[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15歳以上):2カプセル:3回
15歳未満の小児:服用しないこと

コルゲンコーワIB透明カプセルαの特徴はイブプロフェンの量が1日450mgであることです。アンブロキソールの他にも咳止め、鼻水止めなどが配合されています。

エスタックシリーズよりはシンプルな処方ですが、それでも成分が多すぎるような気がします。

ゲンコーワIB透明カプセルαは生産終了となり、コルゲンコーワIB透明カプセルαプラスが後継品です。

コルゲンコーワIB透明カプセルαプラス

成分 6カプセル中分量
イブプロフェン600mg
アンブロキソール塩酸塩45mg
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩3.5mg
ジヒドロコデインリン酸塩24mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg
無水カフェイン40mg

[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15歳以上):2カプセル:3回
15歳未満の小児:服用しないこと

イブプロフェンが1日量600mgに増量です。

エスタックEXネオとーワIB透明カプセルαプラスの違いは、ヨウ化イソプロパミド(鼻水止める成分)と酸化マグネシウムが入っていないという点だけ。効果に大きな差はありませんので、値段との相談で良いでしょう。

コルゲンコーワIB錠TXα

成分 9錠中分量
イブプロフェン600mg
トラネキサム酸750mg
アンブロキソール塩酸塩45mg
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩3.5mg
ジヒドロコデインリン酸塩24mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg
無水カフェイン75mg
  • イブプロフェン:解熱鎮痛薬
  • トラネキサム酸:抗炎症作用で扁桃炎などの喉の痛みを抑える
  • アンブロキソール塩酸塩:去痰薬
  • d-クロルフェニラミンマレイン酸塩:抗ヒスタミン作用で鼻水・くしゃみを止める
  • ジヒドロコデイン塩酸塩:咳止め
  • dl-メチルエフェドリン塩酸塩:気管支拡張薬
  • 無水カフェイン:頭痛を和らげる(鎮痛補助成分)

コルゲンコーワIB錠TXαとコルゲンコーワIB透明カプセルαプラスの成分の違いはトラネキサム酸が入っているかどうか。

コルゲンコーワIB錠TXαにはトラネキサム酸が1日量750mg含まれていますのでのどの痛みが強い方にはオススメです。

[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15歳以上):3錠:3回
15歳未満の小児:服用しないこと

ストナジェルサイナスEX

成分 6カプセル中分量
ベラドンナ総アルカロイド0.6mg
ジフェニルピラリン塩酸塩4mg
アセトアミノフェン900mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg
ジヒドロコデインリン酸塩24mg
ノスカピン48mg
アンブロキソール塩酸塩45mg
無水カフェイン75mg
リボフラビン(ビタミンB2)12mg
  • ベラドンナ総アルカロイド:副交感神経に働いて鼻水や鼻づまりを抑えます。
  • ジフェニルピラリン塩酸塩:第一世代抗アレルギー薬。鼻水を止めます。
  • アセトアミノフェン:解熱鎮痛薬
  • dl-メチルエフェドリン塩酸塩:気管支拡張薬
  • ジヒドロコデイン塩酸塩:中枢性の咳止め
  • ノスカピン:中枢性の咳止め
  • アンブロキソール塩酸塩:去痰薬
  • 無水カフェイン:頭痛を和らげる(鎮痛補助成分)
  • リボフラビン(ビタミンB2):消耗しがちなビタミンを補給

[年齢:1回服用量:1日服用回数]
成人(15歳以上):2カプセル:3回
15歳未満:服用しないでください

熱、鼻水、咳、痰、全てに良く効きそうです。

全ての症状がある方には良いですが、そうでない方には成分が多すぎる気がします。

パブロンエースPro微粒

成分 3包中(1日量)分量
イブプロフェン600mg
L-カルボシステイン750mg
アンブロキソール塩酸塩45mg
ジヒドロコデインリン酸塩24mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩7.5mg
リボフラビン12mg
  • イブプロフェン:解熱鎮痛薬
  • L-カルボシステイン:去痰薬
  • アンブロキソール塩酸塩:去痰薬
  • ジヒドロコデイン塩酸塩:咳止め
  • dl-メチルエフェドリン塩酸塩:気管支拡張薬
  • クロルフェニラミンマレイン酸塩:抗ヒスタミン作用で鼻水・くしゃみを止める
  • リボフラビン(ビタミンB2):消耗しがちなビタミンを補給

[年令:1回量:服用回数]
成人(15才以上):1包:1日3回
15才未満:服用しないこと

パブロンエースPro微粒の特徴は医療用のムコダインと同じ成分のL-カルボシステインを含んでいること。

痰の切れが悪い方にはL-カルボシステインが入っている商品がおすすめです。

パブロンエースPro錠

成分 9錠中(1日量)分量
イブプロフェン600mg
L-カルボシステイン750mg
アンブロキソール塩酸塩45mg
ジヒドロコデインリン酸塩24mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩7.5mg
リボフラビン12mg
  • イブプロフェン:解熱鎮痛薬
  • L-カルボシステイン:去痰薬
  • アンブロキソール塩酸塩:去痰薬
  • ジヒドロコデイン塩酸塩:咳止め
  • dl-メチルエフェドリン塩酸塩:気管支拡張薬
  • クロルフェニラミンマレイン酸塩:抗ヒスタミン作用で鼻水・くしゃみを止める
  • リボフラビン(ビタミンB2):消耗しがちなビタミンを補給

[年令:1回量:服用回数]
成人(15才以上):3錠:1日3回
15才未満:服用しないこと

パブロンエースPro微粒の錠剤版です。成分も量も同じです。

パブロンメディカルT

成分 6錠中(1日量)分量
イブプロフェン450mg
アンブロキソール塩酸塩45mg
L-カルボシステイン750mg
ジヒドロコデインリン酸塩24mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩7.5mg
リボフラビン12mg
  • イブプロフェン:解熱鎮痛薬
  • アンブロキソール塩酸塩:去痰薬
  • L-カルボシステイン:去痰薬
  • ジヒドロコデイン塩酸塩:咳止め
  • dl-メチルエフェドリン塩酸塩:気管支拡張薬
  • クロルフェニラミンマレイン酸塩:抗ヒスタミン作用で鼻水・くしゃみを止める
  • リボフラビン(ビタミンB2):消耗しがちなビタミンを補給

[年令:1回量:服用回数]
成人(15才以上):2錠:1日3回
15才未満:服用しないこと

パブロンエースPro錠とパブロンメディカルTの違いはイブプロフェンの含有量。

パブロンエースPro錠はイブプロフェンが1日600mgであるのに対し、パブロンメディカルTは450mgと少なめ

その他の成分と量は同じです。

パブロンSゴールドW微粒

成分 (3包中)1日量分量
アンブロキソール塩酸塩45mg
L-カルボシステイン750mg
ジヒドロコデインリン酸塩24mg
アセトアミノフェン900mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩7.5mg
リボフラビン12mg
  • アンブロキソール塩酸塩:去痰薬
  • L-カルボシステイン:去痰薬
  • ジヒドロコデイン塩酸塩:中枢性の咳止め
  • アセトアミノフェン:解熱鎮痛薬
  • クロルフェニラミンマレイン酸塩:抗ヒスタミン作用で鼻水・くしゃみを止め
  • リボフラビン(ビタミンB2):消耗しがちなビタミンを補給

[年令:1回量:服用回数]
15才以上:1包:1日3回
12才〜14才:1/2包:1日3回
12才未満:服用しないこと

解熱鎮痛成分はイブプロフェンではなく、アセトアミノフェンを使用しています。

アンブロキソールとカルボシステインの両方が入っていて痰に対しては十分な効果が得られるはずです。

ジヒドロコデインリン酸塩という咳止めも入っていますので、咳も止まるでしょう。

この製品は12歳以上から服用可能です。

パブロンSゴールドW錠

成分 (6錠中)1日量分量
アンブロキソール塩酸塩45mg
L-カルボシステイン750mg
ジヒドロコデインリン酸塩24mg
アセトアミノフェン900mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩7.5mg
リボフラビン12mg

パブロンSゴールドW微粒の錠剤タイプです。成分と量はパブロンSゴールドW微粒と同じです。

[年令:1回量:服用回数]
15才以上:2錠:1日3回
12才〜14才:1錠:1日3回
12才未満:服用しないこと

持続性パブロン錠

成分 1日量(6錠)中分量
イブプロフェン400mg
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩3.5mg
ジヒドロコデインリン酸塩16mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg
アンブロキソール塩酸塩45mg
リボフラビン8mg
  • イブプロフェン:解熱鎮痛薬
  • d-クロルフェニラミンマレイン酸塩:抗ヒスタミン作用で鼻水・くしゃみを止める
  • ジヒドロコデイン塩酸塩:咳止め
  • dl-メチルエフェドリン塩酸塩:気管支拡張薬
  • アンブロキソール塩酸塩:去痰薬
  • リボフラビン(ビタミンB2):消耗しがちなビタミンを補給

[年令:1回量:服用回数]
成人(15才以上):3錠:1日2回
15才未満:服用しないこと

L-カルボシステインは入っていません。イブプロフェンも1日量400mgと少なめです。

持続性パブロン錠のメリットは1日2回の服用で良いという事だけです。

医療用のムコソルバンと市販薬の違い

医療用と市販薬では違いがあります。

一般用医薬品にはアンブロキソール塩酸塩単剤の商品は無い

医療用医薬品のムコソルバン錠の有効成分はアンブロキソール塩酸塩のみですが、一般用医薬品にはその他成分が配合されています。

効能・効果が異なる

効能・効果と言っても、効き目が違うわけではありません。どんな症状に使用できるかです。

医療用医薬品のムコソルバン錠15mgは以下の疾患で使用されます。

1.下記疾患の去痰
急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、
肺結核、塵肺症、手術後の喀痰喀出困難
2.慢性副鼻腔炎の排膿

アンブロキソール塩酸塩含有の一般用医薬品は以下の疾患に使用できます。

かぜの諸症状(のどの痛み,せき,鼻みず,鼻づまり,くしゃみ,たん,頭痛,発熱,悪寒,関節の痛み,筋肉の痛み)の緩和

服用できる年齢が異なる

医療用のムコソルバンには添付文書上、服用できる年齢に制限はありません。小児用のシロップもあります。

一般用医薬品ではアンブロキソール塩酸塩単剤の製品はありません。配合されている成分によって服用可能な年齢が異なりますのでご注意ください。商品の使用上の注意をよく読んで使用してください。

アンブロキソール塩酸塩含有の市販薬を使用してはいけない人

アンブロキソール塩酸塩含有の市販薬を使用できない方もいます。購入時は薬剤師等から説明を受けて購入してください。

1. 次の人は服用しないでください
 (1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
 (2)本剤又は他のかぜ薬,解熱鎮痛薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
 (3)15歳未満の小児。
2. 本剤を服用している間は,次のいずれの医薬品も使用しないでください
 他のかぜ薬,解熱鎮痛薬,鎮静薬,鎮咳去痰薬,抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬,乗物酔い薬,アレルギー用薬等),胃腸鎮痛鎮痙薬
3. 服用後,乗物又は機械類の運転操作をしないでください
 (眠気や目のかすみ,異常なまぶしさ等の症状があらわれることがあります。)
4. 授乳中の人は本剤を服用しないか,本剤を服用する場合は授乳を避けてください
5. 服用前後は飲酒しないでください
6. 長期連用しないでください

※ストナジェルサイナスEXより

製品によって異なりますので、実際に使用される商品の説明書をよく読んで使用してください。

アンブロキソール塩酸塩含有 一般用医薬品のまとめ

  • アンブロキソール塩酸塩は医療用にも使用されている成分です。
  • アンブロキソール塩酸塩単剤の市販薬はありません。
  • 総合感冒薬(風邪薬)の中の1成分という位置づけになってしまっています。
  • 去痰作用だけを求める方は、去痰薬のL-カルボシステインとブロムヘキシン塩酸塩の製品がありますので、下記のリンクよりどうぞ。

で、結局どれがおすすめなのかというと、アンブロキソール塩酸塩含有というくくりの中でなら12歳から飲めるパブロンSゴールドWでしょうか。安全性の高いアセトアミノフェン、去痰薬はアンブロキソールとカルボシステインが入っている点です。

痰のからむのに加えて、のどの痛みも強ければ、トラネキサム酸が入っているコルゲンコーワIB錠TXαで良さそうです。

あくまでも自身の症状に合った薬(なるべく少ない成分)を使うことをおすすめします。

ムコソルバン(アンブロキソール)と同じ成分の市販薬は薬局で買える?

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一般用医薬品購入時の注意点

このサイトでは病院でもらう薬と同じ成分の薬を処方せん無しで購入できるかどうかを紹介していますが、その薬を推奨している訳ではありません。

体質や服用中の薬によっては使用できないものもあります。

一般用医薬品を購入する際には医師・薬剤師・登録販売者に相談をしてください。

免責事項
当ブログからのリンクやバナーなどで移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。 また当ブログのコンテンツ・情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっていることもございます。 当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

この記事を書いた人

pharma_di(ファマディー)
大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師。
保険調剤だけでなく市販薬の販売も行っています。

国は医療費削減のため、これからセルフメディケーションを推奨してくるはず。これから自己負担の割合も3割から上がるかもしれません。

この記事を読んでくれた皆様が上手なセルフメディケーションができるよう、薬剤師という立場から市販薬を選ぶポイントを解説しています。

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