病院に行かなくても薬局で買える、医療用と同じ成分の市販薬を調剤薬局の管理薬剤師が解説します。

アレギサール鼻炎(医療用のアレギサール錠5mgと同じ成分の市販薬)

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アレギサール鼻炎は、医療用医薬品のアレギサール錠5mg(一般名:ペミロラストカリウム)と同じ成分を含む、アレルギー性鼻炎用内服薬の一般用医薬品です。

ペミロラストカリウムはケミカルメディエータ遊離抑制作用のみを持ち、眠くならない花粉症用薬(抗アレルギー薬)という特徴を持っています。

2011年にスイッチOTC化され、2012年1月11日に発売開始となりました。田辺三菱製薬により販売されています。

アレギサール錠5mgは医師の処方せんが必要ですが、市販薬のアレギサール鼻炎であれば、処方せん無しでも薬局やドラッグストアで購入可能です。

 

アレギサール鼻炎の特徴

ペミロラストカリウムという成分は眠気の原因となる抗ヒスタミン作用はありませんので、眠くならない花粉症薬と言えます。しかし、その抗ヒスタミン作用が無いため既に起こってしまっているアレルギー症状を抑える効果はほとんどありません。

花粉症の症状が始まる前から服用を開始しておくことで、花粉が入ってきた時に対する体内のアレルギー反応を抑えることが可能になります。この作用の発現には時間がかかります(最低でも1~2週間、場合によってはそれ以上)。

 

[deco_bg image=”paper1″ width=”450″](田辺三菱製薬ホームページより)

  • 有効成分ペミロラストカリウムを医療用と同量配合しています。
  • 発症前からの服用で、症状の発現を抑えます。
  • 眠くなる成分が入っていません。受験生(15才以上)や、仕事中の方にも服用いただけます。
  • アレルギー症状を元から抑えます。
  • 不快で長びく鼻づまりにも効果があります。
  • 継続服用することで、更に効果が高まります。

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ペミロラストカリウムの作用機序:ケミカルメディエータ遊離抑制作用

肥満細胞に作用し、鼻炎の原因となるケミカルメディエーター(ヒスタミン、ロイコトリエン、トロンボキサンなど)の放出を抑えることでくしゃみ、鼻みず、鼻づまりの症状を抑えます。

もし、すでに症状が起きてしまっているのであれば、抗ヒスタミン作用とケミカルメディエータ遊離抑制作用の両方を併せ持っている、アレグラFXストナリニZコンタック鼻炎Zアレジオン10ザジテンALをおすすめします。

 

同じ成分を含有する医療用医薬品名

アレギサール錠5mg

成分と含有量

医療用のアレギサール錠5mgと同じく、アレギサール鼻炎には1錠中にペミロラストカリウムとして5mg含まれています。

医療用のアレギサール錠5mg1錠と、市販薬のアレギサール鼻炎1錠の効果は同じです。

 

医療用と市販薬の違い

医療用には他にアレギサール錠10mgとアレギサールドライシロップ0.5%があります。

アレギサール錠10mgは気管支喘息に用いられる用量ですので、医療用も市販薬もアレルギー性鼻炎に対する用量の設定は1回5mgを1日2回と同じです。

 

リスク分類

第1類医薬品

薬効分類

鼻炎用内服薬

以下の症状にお使いいただけます

花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり

用法・用量

成人(15才以上)1回1錠を1日2回、朝食後及び夕食後に服用してください。

服用上の注意点

花粉によるアレルギー症状に対して服用する場合は、花粉飛散開始の1~2週間前を目安に服用を開始する必要があります。さきほども書いたように、既に起こっている症状を改善する効果はありません。

 

価格・値段

メーカー希望小売価格 30錠 1,980円(税込)

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一般用医薬品購入時の注意点

このサイトでは病院でもらう薬と同じ成分の薬を処方せん無しで購入できるかどうかを紹介していますが、その薬を推奨している訳ではありません。

体質や服用中の薬によっては使用できないものもあります。

一般用医薬品を購入する際には医師・薬剤師・登録販売者に相談をしてください。

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この記事を書いた人

pharma_di(ファマディー)
大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師。
保険調剤だけでなく市販薬の販売も行っています。

国は医療費削減のため、これからセルフメディケーションを推奨してくるはず。これから自己負担の割合も3割から上がるかもしれません。

この記事を読んでくれた皆様が上手なセルフメディケーションができるよう、薬剤師という立場から市販薬を選ぶポイントを解説しています。

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