病院に行かなくても薬局で買える、医療用と同じ成分の市販薬を調剤薬局の管理薬剤師が解説します。

【医療用と同成分】メコバラミン(ビタミンB12)含有の市販薬は?

【医療用と同成分】メコバラミン(ビタミンB12)含有の市販薬は?
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パソコンの使いすぎだと思うのですが、目が疲れて肩が凝ります。
手足のしびれもあるのですが、何か良く効く市販薬はありませんか?

ビタミン剤はいろいろありますが、医療用にも使われているメコバラミン(ビタミンB12)が入ったものはいかがでしょうか。

メコバラミン含有の市販薬について紹介したいと思います。

この記事書いた人
phama_di(ファマディー)

<プロフィール>

  • 大手調剤薬局の管理薬剤師
  • 管理薬剤師歴は10年以上
  • 一般用医薬品も幅広く販売

スイッチOTC成分を正しく使って上手にセルフメディケーションをするお手伝いをしていきます。

医療用にも使用されているメコバラミンは1992年にスイッチOTC化されています。
メコバラミン含有の市販薬は処方せんが無くても薬局やドラッグストア、インターネットでの購入が可能です。

医療用(先発品):なし

医療用(後発品):メチコバール錠250μg、メチコバール錠500μg、メチコバール細粒0.1%、メコバラミン錠250μg、メコバラミン錠500μg

※メチコバールも後発品です。

目次

メコバラミン(ビタミンB12)ってどんな薬?

メコバラミン(ビタミンB12)は傷ついた神経組織を修復し、しびれ、痛み、麻痺などの症状を改善する働きがあります。医療用では末梢性神経障害の治療に用いられます。

メコバラミン(ビタミンB12)が含まれている市販薬

メコバラミン(ビタミンB12)が含まれている市販薬は以下の通りです。

  • アイビタン
  • アクティビタミンGXゴールド
  • アクテージSN錠
  • アリナミンEXゴールド
  • アリナミンメディカルゴールド
  • キューピーコーワコンドロイザーα
  • グランドアクトEX
  • コンドロビーEX
  • コンドロビープラス
  • ナボリンEB錠
  • ナボリンS
  • ヘルビタS
  • メコプロミン
  • ユンケルB12
  • ユンケルB12アクティブ
  • ユンケルB12アクティブα
  • リラッセ
  • ロスミンS

※すでに販売を終了している商品もあります。

アクティビタミンGXゴールド

成分 3錠中分量
フルスルチアミン塩酸塩109.16mg
メコバラミン1500μg
ピリドキサールリン酸エステル水和物60mg
ニコチン酸アミド60mg
コハク酸d-α-トコフェロール100mg
ガンマ-オリザノール10mg
パントテン酸カルシウム30mg
  • フルスルチアミン塩酸塩(ビタミンB1誘導体):神経や筋肉の機能を正常に保ち、眼精疲労、肩こりを緩和
  • メコバラミン(活性型ビタミンB12):神経の修復を促すことで、神経痛や手足のしびれを緩和
  • ピリドキサールリン酸エステル水和物(活性型ビタミンB6):代謝や神経機能に関わり、疲れや神経痛を緩和
  • ニコチン酸アミド(ビタミンB3):代謝に関わるほか、血行を促進。眼精疲労や肩こりを緩和
  • コハク酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE):血行を促進し、肩こり、手足のしびれを緩和
  • ガンマ-オリザノール:自律神経の働きを助け、肩こり、腰痛を緩和
  • パントテン酸カルシウム:代謝に関わり、肉体疲労時の栄養補給

次の量を、食後すぐに、水又はお湯でかまずに服用してください。

[年齢:1回量:服用回数]
成人(15才以上):1錠:1日3回
15才未満:服用しないこと

アクテージSN錠

成分 3錠中分量内訳
フルスルチアミン100mg(フルスルチアミン塩酸塩109.16mg)
ピリドキサールリン酸エステル水和物60mg
メコバラミン1500μg
d-α-トコフェロールコハク酸エステル100mg
ガンマ-オリザノール10mg
葉酸1mg
  • フルスルチアミン塩酸塩(ビタミンB1誘導体):神経や筋肉の機能を正常に保ち、眼精疲労、肩こりを緩和
  • ピリドキサールリン酸エステル水和物(活性型ビタミンB6):代謝や神経機能に関わり、疲れや神経痛を緩和
  • メコバラミン(活性型ビタミンB12):神経の修復を促すことで、神経痛や手足のしびれを緩和
  • d-α-トコフェロールコハク酸エステル:血行を促進し、肩こり、手足のしびれを緩和
  • ガンマ-オリザノール:自律神経の働きを助け、肩こり、腰痛を緩和
  • 葉酸:メコバラミンと共に末梢神経の構成成分(タンパク質)の合成を促進し、傷ついた末梢神経の修復作用を高める。

次の量を、食後すぐに、水又はお湯でかまずに服用してください。

[年齢:1回量:服用回数]
成人(15才以上):1錠:1日3回
15才未満:服用しないこと

アリナミンEXゴールド

成分 3錠中分量内訳
フルスルチアミン100mg(フルスルチアミン塩酸塩109.16mg)
ピリドキサールリン酸エステル水和物60mg
メコバラミン1500μg
コハク酸d-α-トコフェロール100mg
ガンマ-オリザノール10mg
葉酸1mg

アクテージSN錠とアリナミンEXゴールドの中身は全く同じです。

アリナミンメディカルゴールド

成分 3錠中分量内訳
フルスルチアミン100mg(フルスルチアミン塩酸塩109.16mg)
ピリドキサールリン酸エステル水和物60mg
メコバラミン1500μg
コハク酸d-α-トコフェロール100mg
ガンマ-オリザノール10mg
葉酸1mg

アリナミンメディカルゴールドもアクテージSN錠、アリナミンEXゴールドと中身は同じです。

キューピーコーワコンドロイザーα

成分 6錠中分量内訳
ボウイ乾燥エキス240.0mg(防已3000mg)
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム900.0mg
ベンフォチアミン13.83mg(チアミン塩化物塩酸塩10.0mg)
メコバラミン60.0μg
ガンマ-オリザノール10.0mg
  • ボウイ乾燥エキス:オオツヅラフジの茎及び根茎から抽出したエキスで痛みや炎症をおさえる作用により関節痛や神経痛、筋肉痛などの症状をおさえる
  • コンドロイチン硫酸エステルナトリウム:軟骨組織を保護し、関節部で発生する痛みを緩和
  • ベンフォチアミン(活性ビタミンB1):筋肉・神経の働きを円滑にし、眼精疲労をはじめ、身体の疲れなどに効果を発揮
  • ガンマ-オリザノール:神経の働きを活性化し、手足のしびれなどを緩和

次の量を水又は温湯で服用してください。

[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15歳以上):3錠:2回
15歳未満の小児:服用しないこと
食前・食後にかかわらず,いつでも服用できます。

グランドアクトEX

成分 3錠中分量内訳
フルスルチアミン塩酸塩(ビタミンB1誘導体)109.16mgフルスルチアミンとして100mg
ピリドキサールリン酸エステル水和物(活性型ビタミンB6)60mg
メコバラミン(活性型ビタミンB12)1,500μg
コハク酸d-α-トコフェロール(天然型 ビタミンE)100mg
ガンマ-オリザノール10mg
パントテン酸カルシウム30mg
ニコチン酸アミド60mg

成人(15歳以上) 1回1錠
1日3回 食後すぐに水またはお湯で、かまずに服用してください。
15歳未満は、服用しないでください。

コンドロビーEX

成分 (6錠中)分量
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム900mg
ビスベンチアミン50mg
ピリドキサールリン酸エステル水和物20mg
トコフェロールコハク酸エステルカルシウム50mg
メコバラミン60μg

次の量を水又はお湯で服用してください。

[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15才以上):2錠:3回(朝・昼・晩)
15才未満:服用しないこと。

コンドロビープラス

成分 6錠中分量
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム900mg
チアミン硝化物20mg
ピリドキシン塩酸塩20mg
メコバラミン60μg
ヘプロニカート100mg
  • コンドロイチン硫酸エステルナトリウム:軟骨組織を保護し、関節部で発生する痛みを緩和。
  • チアミン硝化物(ビタミンB1):筋肉・神経の働きを円滑にし、眼精疲労をはじめ、身体の疲れなどに効果を発揮
  • ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6):神経の働きを安定化させる
  • メコバラミン:末梢神経に働いて,腰痛や神経痛を緩和します。
  • ヘプロニカート:血管拡張作用で血流改善

次の1回量を1日2回,朝夕食後に水又はお湯で服用してください。

[年齢:1回量]
成人(15才以上):3錠
15才未満:服用しないでください。

ヘプロニカートについては別記事にまとめました。

ナボリンEB錠

成分 (3錠中)分量
メコバラミン1500μg
酢酸d-α-トコフェロール100mg
フルスルチアミン塩酸塩27.3mg
ピリドキシン塩酸塩50mg

次の量を食後に水またはお湯で服用してください。

[年齢:1回量:服用回数]
成人(15歳以上):1錠:1日3回
小児(15歳未満):服用しないこと

ナボリンS

成分 3錠中分量
メコバラミン1500μg
葉酸5mg
酢酸d-α-トコフェロール100mg
フルスルチアミン塩酸塩109.16mg
ピリドキシン塩酸塩100mg

次の量を食後に水またはお湯で服用してください。

[年齢:1回量:服用回数]
成人(15歳以上):1錠:1日3回
小児(15歳未満):服用しないこと

ヘルビタS

成分 3錠中分量内訳
メコバラミン(活性型ビタミンB12)1,500μg
葉酸5mg
酢酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE)100mg
フルスルチアミン塩酸塩(ビタミンB1誘導体)109.16mg[フルスルチアミンとして100mg]
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)100mg

次の1回量を食後に水またはお湯で服用してください。

[年齢:1回量:服用回数]
成人(15才以上):1錠:1日3回
15才未満:服用しないでください

メコプロミン プレミアム

成分 3錠中分量内訳
メコバラミン1500μg
葉酸5mg
酢酸d-α-トコフェロール100mg
フルスルチアミン塩酸塩109.16mg(フルスルチアミン100mg)
ピリドキシン塩酸塩100mg

次の量を食後に水またはお湯で服用してください。

[年齢:1回量:服用回数]
成人(15歳以上):1錠:1日3回
15歳未満:服用しないこと

ユンケルB12アクティブα

成分 6錠中分量内訳
メコバラミン1.5mg=1500μg(活性型ビタミンB12)
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム900mg
L-アスパラギン酸マグネシウム・カリウム200mg
酢酸d-α-トコフェロール10mg(酢酸d-α-トコフェロール)

下記の1回服用量を食後に服用します。

[年齢:1回服用量:1日服用回数]
成人(15才以上):2錠:3回
15才未満:服用しないでください

ロスミンS

成分 3錠中分量内訳
メコバラミン(活性型ビタミンB12)1,500μg
葉酸5mg
酢酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE)100mg
フルスルチアミン塩酸塩(ビタミンB1誘導体)109.16mg(フルスルチアミンとして100mg)
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)100mg

次の1回量を食後に水またはお湯で服用してください。

[年齢:1回量:服用回数]
成人(15才以上):1錠:1日3回
15才未満:服用しないでください

メコバラミン(ビタミンB12)含有の医療用医薬品と市販薬の違い

医療用のメコバラミン(ビタミンB12)製剤とメコバラミン含有の市販薬には違いがあります。

服用できる年齢が異なる

医療用のメコバラミン製剤は添付文書上服用できる年齢に制限はありません。

それに対し、メコバラミン含有の市販薬を服用できるのは15歳からとなっています。

効能効果が異なる

メコバラミン(ビタミンB12)含有の医療用医薬品は以下の疾患で使用されます。

末性神経障害

それに対し、メコバラミン(ビタミンB12)含有の一般用医薬品は以下の症状で使用できます。

次の諸症状の緩和:筋肉痛・関節痛(肩・腰・肘・膝痛,肩こり,五十肩など),神経痛,手足のしびれ,眼精疲労(慢性的な目の疲れ及びそれに伴う目のかすみ・目の奥の痛み)

※ナボリンS

メコバラミン(ビタミンB12)含有の一般用医薬品を服用してはいけない人

メコバラミン(ビタミンB12)含有の一般用医薬品を使用できない方もいます。購入時は薬剤師等から説明を受けて購入してください。

次の人は服用しないでください。
 本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人

メコバラミン(ビタミンB12)含有一般用医薬品のまとめ

  • メコバラミン(ビタミンB12)は医療用にも使用されている成分です。
  • 市販薬にはメコバラミン(ビタミンB12)単剤の製品はありません。
  • その他のビタミン剤等が配合されていますが、その内容は商品によって異なります。

で、結局どれが良いのかと言われれば、メコバラミンが1日量で1500μg入っている商品が良いでしょう。医療用も1日量は通常1500μgです。

メコバラミンが1500μg入っていて一番安い商品で試してみるのが良いと思います。

それは、グランドアクトEXでした。

一番安いのはグランドアクトEXでした。90錠入りが2000円ちょっとで購入できます。

メコバラミンはしっかりと1日量1500μg入っています。

用法用量を守って正しくお使いください。

【医療用と同成分】メコバラミン(ビタミンB12)含有の市販薬は?

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一般用医薬品購入時の注意点

このサイトでは病院でもらう薬と同じ成分の薬を処方せん無しで購入できるかどうかを紹介していますが、その薬を推奨している訳ではありません。

体質や服用中の薬によっては使用できないものもあります。

一般用医薬品を購入する際には医師・薬剤師・登録販売者に相談をしてください。

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この記事を書いた人

pharma_di(ファマディー)
大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師。
保険調剤だけでなく市販薬の販売も行っています。

国は医療費削減のため、これからセルフメディケーションを推奨してくるはず。これから自己負担の割合も3割から上がるかもしれません。

この記事を読んでくれた皆様が上手なセルフメディケーションができるよう、薬剤師という立場から市販薬を選ぶポイントを解説しています。

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