病院に行かなくても薬局で買える、医療用と同じ成分の市販薬を調剤薬局の管理薬剤師が解説します。

医療用の『ゼスラン錠』と同じ成分の薬は処方せん無しで購入可能?

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病院でもらった『ゼスラン錠』と同じ薬って処方せんが無くても薬局やドラッグストアで購入できますか?

『ゼスラン錠』ですね。
では今回は『ゼスラン錠(成分名:メキタジン)』と同じ成分の薬が一般用医薬品として購入できるか解説していきます。

この記事書いた人
phama_di(ファマディー)

<プロフィール>

  • 大手調剤薬局の管理薬剤師
  • 管理薬剤師歴は10年以上
  • 一般用医薬品も幅広く販売

スイッチOTC成分を正しく使って上手にセルフメディケーションをするお手伝いをしていきます。

医療用の『ゼスラン錠』と同じ成分の薬は、薬局やドラッグストアで処方せん無しで購入可能です。

目次

医療用の『ゼスラン錠(成分名:メキタジン)』と同じ成分の一般用医薬品は購入可能

医療用の『ゼスラン錠(成分名:メキタジン)』はスイッチOTC化されていますので、処方せんが無くても薬局やドラッグストアで購入が可能です。

メキタジンは風邪薬にも用いられます。

そのためメキタジン含有の製品はたくさんありますが、今回は医療用と同じく有効成分がメキタジン単体の商品に絞って紹介します。

有効成分がメキタジンのみ含有の商品は以下の通りです。

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医療用のゼスラン錠と同じく、1錠中メキタジンを3mg含んでいたストナリニ・ガードは販売終了となってしまいました。

現在販売されているメキタジン単体の商品はムヒDC速溶錠とポジナールM錠の2種類ですが、どちらも1錠中に含まれているメキタジンは2mgです。

成分は医療用と同じですが量が異なりますのでご注意ください。

医療用の『ゼスラン錠(成分名:メキタジン)』と一般用医薬品の違い

医療用の『ゼスラン錠(成分名:メキタジン)』と一般用医薬品には違いがあります。

アレルギー性鼻炎、じん麻疹、皮膚疾患に伴う瘙痒(湿疹・皮膚炎、皮膚瘙痒症)の場合には、医療用のゼスラン錠は1日6mgを服用しますが、一般用医薬品では1日4mgとなっています。そのほかにも違う点があります。

効能・効果が異なる

効能・効果とは、使用できる疾患の範囲の事。薬の強さではありません。

医療用の『ゼスラン錠(成分名:メキタジン)』では以下の疾患に使用できます。

◦気管支喘息
◦アレルギー性鼻炎
◦じん麻疹
◦皮膚疾患に伴う瘙痒(湿疹・皮膚炎、皮膚瘙痒症)

それに対し、一般用医薬品では

鼻炎、じんましん、湿疹・かぶれによるかゆみ

となっています。

詳細は購入時に薬剤師等から説明を受け、製品添付の文書の通りの正しい使用をお願いいたします。

メキタジン含有の一般用医薬品を購入する際の注意

メキタジン含有の医薬品を使用できない方もいます。購入の際には薬剤師等に確認をお願いします。

1.次の人は服用しないでください
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(2)フェニルケトン尿症の人。(本剤はL-フェニルアラニン化合物を含有するため。)
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください
 他のアレルギー用薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳去痰薬、鼻炎用内服薬、乗物酔い薬等)。
3.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください(眠気等があらわれることがあります。)
4.長期連用しないでください
5.服用前後は飲酒しないでください

まとめ

『ゼスラン錠(成分名:メキタジン)』と同じ成分の一般用医薬品が販売されていますので、処方せんが無くても薬局やドラッグストアでの購入が可能です。但し、用量が異なりますので全く同じというわけではありません。

メキタジンは眠気が出ますので、服用後は運転をしてはいけません。
眠気が出るのが不安な方は、アレグラやクラリチンをおすすめします。

用法・用量を守って正しくお使いください。

医療用の『ゼスラン錠』と同じ成分の薬は処方せん無しで購入可能?

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一般用医薬品購入時の注意点

このサイトでは病院でもらう薬と同じ成分の薬を処方せん無しで購入できるかどうかを紹介していますが、その薬を推奨している訳ではありません。

体質や服用中の薬によっては使用できないものもあります。

一般用医薬品を購入する際には医師・薬剤師・登録販売者に相談をしてください。

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この記事を書いた人

pharma_di(ファマディー)
大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師。
保険調剤だけでなく市販薬の販売も行っています。

国は医療費削減のため、これからセルフメディケーションを推奨してくるはず。これから自己負担の割合も3割から上がるかもしれません。

この記事を読んでくれた皆様が上手なセルフメディケーションができるよう、薬剤師という立場から市販薬を選ぶポイントを解説しています。

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