病院に行かなくても薬局で買える、医療用と同じ成分の市販薬を調剤薬局の管理薬剤師が解説します。

医療用の『バップフォー錠』と同じ成分の薬は処方せん無しで購入可能?

医療用の『バップフォー錠』と同じ成分の薬は処方せん無しで購入可能?
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病院でもらった『バップフォー錠』と同じ薬って処方せんが無くても薬局やドラッグストアで購入できますか?

『バップフォー錠』ですね。
では今回は『バップフォー錠(成分名:プロピベリン塩酸塩)』と同じ成分の薬が一般用医薬品として購入できるか解説していきます。

この記事書いた人
phama_di(ファマディー)

<プロフィール>

  • 大手調剤薬局の管理薬剤師
  • 管理薬剤師歴は10年以上
  • 一般用医薬品も幅広く販売

スイッチOTC成分を正しく使って上手にセルフメディケーションをするお手伝いをしていきます。

医療用の『バップフォー錠』と同じ成分の薬は、処方せんが無くても薬局やドラッグストアで買えます。

医療用(先発品):バップフォー錠10mg、バップフォー錠20mg

医療用(後発品):プロピベリン塩酸塩錠10mg、プロピベリン塩酸塩錠20mg

目次

バップフォー(プロピベリン塩酸塩)ってどんな薬?

プロピベリン塩酸塩は、膀胱の異常収縮を抑制することで、尿意切迫感、尿意切迫感を伴う頻尿や尿もれを改善させます。

医療用の『バップフォー(成分名:プロピベリン塩酸塩)』と同じ成分の一般用医薬品は購入可能

医療用の『バップフォー(成分名:プロピベリン塩酸塩)』はスイッチOTC化されていますので、処方せんが無くても薬局やドラッグストアで購入が可能です。

商品名はバップフォーレディです。成分はプロピベリン塩酸塩で医療用と同じです。

1錠中にプロピベリン塩酸塩が10mg含まれています。

バップフォーレディは要指導医薬品です。

薬剤師から対面にて説明を受ける必要がありますので、インターネットで購入することはできません。

薬剤師がいる薬局で購入しましょう。

医療用の『バップフォー(成分名:プロピベリン塩酸塩)』とバップフォーレディの違い

医療用の『バップフォー(成分名:プロピベリン塩酸塩)』と一般用医薬品バップフォーレディには違いがあります。

規格が異なる

医療用のバップフォー錠には10mgと20mgがありますが、市販薬のバップフォーレディは10mgのみです。

効能・効果が異なる

効能・効果とは、使用できる疾患の範囲の事。薬の強さではありません。

医療用の『バップフォー(成分名:プロピベリン塩酸塩)』は以下の疾患に使用できます。

○下記疾患又は状態における頻尿、尿失禁
 神経因性膀胱、神経性頻尿、不安定膀胱、膀胱刺激状態(慢性膀胱炎、慢性前立腺炎)
○過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁

それに対し、一般用医薬品のバップフォーレディは

尿意切迫感(急に尿がしたいとの我慢し難い訴え)、尿意切迫感を伴う頻尿(尿の回数が多い)・尿もれ

となっています。

バップフォーレディは女性専用

医療用のバップフォー錠は男性にも女性にも使用しますが、市販薬のバップフォーレディは成人女性(15歳以上70歳未満)のみ使用可能となっています。

バップフォーレディを使用できない方もいますので購入時は薬剤師から説明を受けて購入してください。

1.次の人は服用しないでください。
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人
(2)男性
(3)70歳以上の女性
(4)15歳未満の小児
(5)妊婦又は妊娠していると思われる人
(6)次の症状のある人
・排尿困難、尿閉(尿意があるのに排尿しづらい、できない状態)
・血尿、排尿痛、膀胱痛
(7)医療機関にて次の診断を受けた人
・胃アトニー(胃下垂に伴う胃のはたらきの低下)、腸アトニー(腸の運動低下)
・幽門・腸管の閉塞
・パーキンソン病、脳血管障害(脳梗塞、脳出血等)
・緑内障、認知症、重症筋無力症、重篤な心疾患

まとめ

『バップフォー(成分名:プロピベリン塩酸塩)』と同じ成分の一般用医薬品はバップフォーレディのみです。

成人女性(15歳以上70歳未満)のみ使用可能。

要指導医薬品のため、薬剤師から直接説明を受けて購入してください。

インターネットで購入することはできません。

女性の頻尿を改善させる薬で、インターネットで購入できる薬もあります。

医療用の『バップフォー錠』と同じ成分の薬は処方せん無しで購入可能?

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一般用医薬品購入時の注意点

このサイトでは病院でもらう薬と同じ成分の薬を処方せん無しで購入できるかどうかを紹介していますが、その薬を推奨している訳ではありません。

体質や服用中の薬によっては使用できないものもあります。

一般用医薬品を購入する際には医師・薬剤師・登録販売者に相談をしてください。

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この記事を書いた人

pharma_di(ファマディー)
大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師。
保険調剤だけでなく市販薬の販売も行っています。

国は医療費削減のため、これからセルフメディケーションを推奨してくるはず。これから自己負担の割合も3割から上がるかもしれません。

この記事を読んでくれた皆様が上手なセルフメディケーションができるよう、薬剤師という立場から市販薬を選ぶポイントを解説しています。

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