病院に行かなくても薬局で買える、医療用と同じ成分の市販薬を調剤薬局の管理薬剤師が解説します。

ユビデカレノン(コエンザイムQ10)の一般用医薬品【何に効く?】

ユビデカレノン(コエンザイムQ10)の一般用医薬品【何に効く?】
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一時期有名になったコエンザイムQ10は何に効くのでしょうか?
サプリメントでも医薬品でも売っているようですが、飲んだ方が良いのでしょうか?

コエンザイムQ10についてですね。医療用では『ノイキノン錠10mg(成分名:ユビデカレノン)』が販売されています。
では今回は、ユビデカレノン(コエンザイムQ10)と同じ成分の市販薬が薬局で買えるか解説していきます。

この記事書いた人
phama_di(ファマディー)

<プロフィール>

  • 大手調剤薬局の管理薬剤師
  • 管理薬剤師歴は10年以上
  • 一般用医薬品も幅広く販売

スイッチOTC成分を正しく使って上手にセルフメディケーションをするお手伝いをしていきます。

医療用の『ノイキノン錠10mg』と同じ成分のユビデカレノンはスイッチOTC化されています。
処方せんが無くても薬局やドラッグストアでの購入が可能です。

医療用(先発品):ノイキノン錠5mgノイキノン錠10mgノイキノン糖衣錠10mg

医療用(後発品):ユビデカレノン顆粒1%、ユビデカレノン錠5mg、ユビデカレノン錠10mg、ユビデカレノンカプセル5mg、ユビデカレノンカプセル10mg

目次

ユビデカレノン(コエンザイムQ10)ってどんな薬?

ユビデカレノン(コエンザイムQ10)は、からだの中にもともと存在する補酵素のひとつ。

栄養素からエネルギーをつくる時にビタミンB群とともに働きます。


ユビデカレノンが減少すると、たくさんのエネルギーを必要とする心筋でのエネルギーが不足して、心臓のポンプ力が低下します。

ユビデカレノン(コエンザイムQ10)を補う事で、低下した心筋のエネルギー産生を高めて、血液の送り出しをよくし、「動悸、息切れ、むくみ」を緩和します。

ユビデカレノン(コエンザイムQ10)は処方せんなしで購入可能

ユビデカレノン(コエンザイムQ10)含有のサプリメントはたくさんありますが、一般用医薬品として認可されている商品もあります。

  • ユビテンS
  • エフロフェンQ

ユビテンS

1日1回、1回1錠服用です。

成分(3錠中)分量
ユビデカレノン30mg
ニコチン酸アミド20mg
リボフラビン6mg
酢酸d-α-トコフェロール10mg

ユビデカレノンに加えて、ビタミン剤が3種類配合されています。

ニコチン酸アミドも、リボフラビンもユビデカレノンと同様、栄養素からエネルギーをつくる時に体内で働く補酵素です。

エフロフェンQ

成分(3カプセル中)分量
ユビデカレノン(CoQ10)30mg
d-α-トコフェロール10mg

こちらはソフトカプセルです。こちらは有効成分は2種類のみとなっています。

全身の血液循環を改善させる作用のある天然ビタミンEも配合されています。

ユビデカレノン(コエンザイムQ10)医療用医薬品と市販薬の違い

医療用医薬品のユビデカレノンと市販薬との間には違いがあります。

効能・効果が異なる

効能・効果が異なります。効果といっても効き目が違うわけではありません。

医療用の『ノイキノン錠(成分名:ユビデカレノン)』は以下の疾患に使用できます。

基礎治療施行中の軽度及び中等度のうっ血性心不全症状

一方、一般用医薬品のユビデカレノン含有製品は以下の症状に使用できます。

軽度な心疾患により、日常生活の身体活動を少し越えた時に起こる次の症状の緩和:動悸、息切れ、むくみ

使用できる年齢が異なる

医療用のノイキノン錠には添付文書上、年齢制限はありません。

一方、ユビデカレノン含有の一般用医薬品は15歳未満の小児には使えませんのでご注意ください。

ユビデカレノンを使用してはいけない人

ユビデカレノンを使用できない方もいます。購入時は薬剤師等から説明を受けて購入してください。

1.次の人は服用しないでください。
 15歳未満の小児
2.本剤を服用している間は,次の医薬品を服用しないでください。
 他の強心薬等

※ユビテンS、エフロフェンQ共通

ユビデカレノン含有の 一般用医薬品のまとめ

  • ユビデカレノンは医療用にも使用されている成分です。
  • ユビデカレノン含有の一般用医薬品には、他のビタミン剤も配合されています。
  • 服用しても良くならない場合や悪化したときは医師の診察を受けてください。

用法用量を守って正しくお使いください。

ユビデカレノン(コエンザイムQ10)の一般用医薬品【何に効く?】

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一般用医薬品購入時の注意点

このサイトでは病院でもらう薬と同じ成分の薬を処方せん無しで購入できるかどうかを紹介していますが、その薬を推奨している訳ではありません。

体質や服用中の薬によっては使用できないものもあります。

一般用医薬品を購入する際には医師・薬剤師・登録販売者に相談をしてください。

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この記事を書いた人

pharma_di(ファマディー)
大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師。
保険調剤だけでなく市販薬の販売も行っています。

国は医療費削減のため、これからセルフメディケーションを推奨してくるはず。これから自己負担の割合も3割から上がるかもしれません。

この記事を読んでくれた皆様が上手なセルフメディケーションができるよう、薬剤師という立場から市販薬を選ぶポイントを解説しています。

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