病院に行かなくても薬局で買える、医療用と同じ成分の市販薬を調剤薬局の管理薬剤師が解説します。

アレグラFX(医療用アレグラ錠60mgと同じ成分の市販薬)

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アレグラFXは、医療用医薬品のアレグラ錠60mg(一般名:フェキソフェナジン塩酸塩)と同じ成分の市販薬(一般用医薬品)で久光製薬により販売されています。

アレグラ錠60mgは医師の処方せんが必要ですが、市販薬のアレグラFXであれば、処方せん無しでも薬局やドラッグストアで購入可能です。


アレグラFX

医療用には口の中で溶けるアレグラOD錠60mgと、7歳以上12歳未満の小児にも使用可能なアレグラ錠30mgがありますが、一般用としては市販されていません。一般向けのアレグラFXが服用可能な年齢は15歳以上です。15歳未満の方は医療機関を受診してください。

 

このアレグラFXは医療用のアレグラ錠60mgと同じ成分が同じ量含まれており、服用回数も1日2回と同じです。効果は医療用も市販薬も全く同じです。

 

同じ成分を含有する医療用医薬品名

アレグラ錠60mg

成分と含有量

医療用のアレグラ錠60mgと同じく、アレグラFX1錠中にはフェキソフェナジン塩酸塩が60mg含まれています。

リスク分類

第1類医薬品

薬効分類

鼻炎用内服薬

アレグラFXの特徴

[deco_bg image=”paper1″ width=”450″](久光製薬ホームページより)

  • フェキソフェナジン塩酸塩が花粉やハウスダストによる、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどのつらいアレルギー症状を改善します。
  • 脳に影響を及ぼしにくいため、眠くなりにくいアレルギー性鼻炎のお薬です。
  • また、集中力、判断力、作業能率の低下をきたしにくいお薬です。
  • 1日2回で効き目が1日続きます。
  • 空腹時でも飲めるお薬です。

[/deco_bg]

以下の症状にお使いいただけます

花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり

用法・用量

成人(15才以上)、1回1錠、1日2回 朝夕に服用してください。

服用上の注意点

副作用として口のかわき、便秘、下痢、眠気がでることがありますが、頻度は低いです。

アレグラFX(フェキソフェナジン)の用法・用量、使用上の注意点

価格・値段

メーカー希望小売価格 14錠(7日分):1380円 / 28錠(14日分):1980円

アレジオン10との比較⇒花粉症治療薬アレジオン10の価格最安値は?アレグラFXとの比較も。

アレグラFXについて

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一般用医薬品購入時の注意点

このサイトでは病院でもらう薬と同じ成分の薬を処方せん無しで購入できるかどうかを紹介していますが、その薬を推奨している訳ではありません。

体質や服用中の薬によっては使用できないものもあります。

一般用医薬品を購入する際には医師・薬剤師・登録販売者に相談をしてください。

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この記事を書いた人

pharma_di(ファマディー)
大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師。
保険調剤だけでなく市販薬の販売も行っています。

国は医療費削減のため、これからセルフメディケーションを推奨してくるはず。これから自己負担の割合も3割から上がるかもしれません。

この記事を読んでくれた皆様が上手なセルフメディケーションができるよう、薬剤師という立場から市販薬を選ぶポイントを解説しています。

他にも、薬剤師のための転職ブログ(ファマブロ)も運営しています。

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